こんにちは、オキナワ島旅日記のチオリです。
今回は、沖縄の歴史的な場所にも行ってみよう!と思い、那覇から車で1時間30分の距離にある
沖縄県今帰仁村の今帰仁城跡(なきじんじょうあと)を観光してきましたので、その様子をお届けします〜
今帰仁城跡
今帰仁城とは
14世紀の中国の史書に琉球国山北王「怕尼芝(はにじ)」「珉(みん)」「攀安知(はんあんち)」の三王が登場します。北山王は今帰仁城を拠点に沖縄島の北部を中心に支配下とし、中国と貿易をしていました。
しかし1416年(1422年説もある)に中山の尚巴志によって滅ぼされ、北山としての歴史の幕を閉じることになります。北山の敗北後、中山は北部地域の管理のために監守を今帰仁グスクに設置し、1422年以後監守の居城としてグスクを利用します
しかし1609年に薩摩軍による琉球侵攻にあい、城は炎上したとされています。監守が住まなくなって以後は拝所とし、精神的拠り所として広く県内から参拝者が訪れています。
とのこと。(今帰仁城公式ホームページより引用)
なるほど!
琉球王国時代に北部(今の恩納村〜国頭村あたりまで)を制していた3人の王がいて、中国と貿易をしていた。
しかし、中部(今の那覇市〜読谷村あたり)を制していた尚巴志(しょうはし)に攻め入られ滅び、その管理のために尚巴志が監守を今帰仁城に配置&住まいにしたということか〜〜
いろんな記事を読んでみましたが、県民の精神的拠り所と言われるのもなんだかわかる気がします〜。
その後の薩摩藩の侵略についてWEBでわかりやすく解説されていたのでリンク貼っておきます!
※これについての解釈や感想は個人の自由なので私は一切責任は負いませんので悪しからず。
地図
場所は、今帰仁村今泊
主要道路から1本入っただけなので、運転もしやすかったです。
駐車場から入り口に歩いていく途中に総合案内板がありました。

まずは入場券を購入
案内板から階段を登っていくと、券売所の看板が。
券売所までにはおみやげ屋さんがズラリと並んでいます!

サーターアンダギーが食べたかったけど我慢して(別に我慢する必要なかった笑)券売機で入場券を買います。

大人 | 小中学生 | |
入場料 | 400円 | 300円 |
写真は現金支払いの券売機。
他にも、クレジット・電子マネー・クーポンなどの利用も可能です。その場合は、窓口でお支払いします。
クレジットや電子マネーが使えるのはとても良いですね♪
まだ入ってないのにすでにスゴイ
入場券を購入し、道路を渡って進むと「入口」の看板発見!

え?まだ入ってないよね・・・?
なんかすでに石の積まれ方がエグいんですけど??

ドガーーーーーン

カメラスタンドがあったので、ここで修学旅行生が記念写真を撮るんでしょう!!きっと!!
石垣の大迫力!!!圧巻です!!
そしてなんであんな曲線で石を積めるの?しかもキレイに・・・
やっと入場
さあさあ、やっと入場です。
入場前からすごくてまだ入場してなかったんかい〜と言いたくなるようなスケールのデカさです。
こちらで半券を切ります。

右下に写るのは木の杖。そ、そんなに険しいの・・・?
こっ、これは・・・!!

なかなかハード・・・昔の人は本当にタフだ・・・
おー!なんだか見通しが良いと思いませんか?

こちらの道脇に植えられているのは、寒緋桜(カンヒザクラ)。
沖縄は1月後半から2月が桜の開花時期で、本州のように南から北に向かうのではなく、北から南に桜前線が移動していくので、沖縄北部は日本一開花が早いんです!
今回はまだまだ桜の時期には早かったですが、蕾が咲いてましたよ♡
開花時期には夜桜ライトアップもされるそうなのでぜひチェックしてみたください♪
そして、頂上?からの眺めはこちら!

天気が残念!!!笑
ですが、見晴らしがよく水平線も見れてとても気持ちのよい眺め。万里の長城のような美しい曲線の石垣を上から見ることができます。
炎上してしまったけれど、石垣に囲まれたお城が建っていた場所に立ち、当時の人と同じ景色を見れていると思うと、なんだか感慨深いです。
まとめ
沖縄の歴史的巨大建造物、今帰仁城跡。
本州の城跡とは違った沖縄独特のつくりで、新鮮だし勉強にもなるし、観光にピッタリです!
今回時間がなかったので行けなかったのですが、入場券の半券で隣の「今帰仁村歴史文化センター」にも入れますので、よかったら行ってみてください♪
アクセス
住所 | 〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101 |
TEL | 0980-56-4400 |
営業時間 | 8:00~18:00 |