こんにちは、オキナワ島旅日記のチオリです。
沖縄本島に来ると必ず立ち寄ってしまうやちむんの里。
今回の旅でももれなく行ってきました。笑
やちむんの里
やちむんの里とは
やちむんの里は、それぞれ独立して営業している19の工房が集まる地域のことを言います。
ちなみに「やちむん」とは沖縄の方言で陶器という意味です。
やちむんは、土本来の風合いを生かし力強く素朴さがあるのが特徴。日常の食卓に馴染みやすく、どんなお料理にも合います。
過去のやちむんの記事はこちらをご覧ください♪
陶芸工房 ふじ
まず訪れたのは、陶芸工房ふじ
沖縄県内初の人間国宝の故・金城次郎さんの孫で、陶芸家の藤岡香奈子さんが営んでいる工房です。
魚や海老をモチーフにした「魚紋」は人間国宝・金城さんの作品の特徴。それを引き継いでか、藤岡さんの作品にも魚や亀が描かれていたりします。
鮮やかなブルーの唐草模様。他の工房に比べて器の白色と青のコントラストが強くて、パッと目を引きます。
こちらはバナナの葉模様!沖縄ならでは、藤岡さんならではのユーモアがある作品!
個人的にはめちゃくちゃタイプで、購入しようかかなり迷いました〜〜(同じサイズの器をすでに持っているので今回はお見送り😭)
他に、インスグラムでチェックしていた右側のオレンジと水色の器が欲しかったのですが、残念ながら店頭には並んでおらず😭次回のお楽しみに取っておきます♪
店舗情報
TEL | 098-989-1375 |
営業時間 | 9:00〜18:00 |
定休日 | なし(店舗に確認してください) |
横田屋窯(ゆくたやがま)
次は横田屋窯。横田と書いて「ゆくた」と読みます。
こちらの看板に「OPEN」のボードがかかっていたので、そのまま進みます。
30mくらい進むと工房が見えてきました〜!
到着するまで結構な森です(笑)ですが、工房の軒先には、素敵な器がたくさん並んでいてなんだかすごい景色!感動しました!圧巻!!
マグカップや湯のみ、お皿や丼などはもちろんですが、香合(こうごう)と言われる茶道具・仏具の一種である、香を収納する蓋付きの小さな容器も。アクセサリーを入れたりしてもいいですね♪
横田屋窯は、やちむんの里内に個人で大きな五連の登り窯を所有されています。ご家族みなさんで開拓して工房と窯を作ったんだとか。やちむんの里は共同窯がメインなので珍しいですね!
そして作品は、重厚感があって大胆な絵付け。そして全体的にグレーがかっているので、どことなく男性的な印象を受けました。モダンでかっこいい・・・!
店舗情報
TEL | 098-958-0851 |
営業時間 | 9:00〜18:00 |
定休日 | 日曜 |
北窯
北窯は、宮城正享、松田共司、松田米司、與那原正守の4名の親方が所有する共同窯。
詳しいことはわからなくても、やちむんの里に行ったことがある方はこちらも訪れたことがあるはず!
これこれ!お店の中に入る前からわくわくする〜〜!笑
蓋付きの器!(上段右)これ、気になっていたんです!
ですが、私の料理知識&技術では使いこなせないのでお見送り(笑)
小鉢はいくつあってもいい!
そして、一目惚れしたのがこちら!
半月型のお皿・マス目柄・八角のお皿の三種。どれも與那原工房のもの。
モダンで繊細だけど、土感があって力強い・・・もう完全に一目惚れです・・・!
今まで何度も北窯に来ていたのに、與那原さんのものはあまり目に止まっていなかったんです。
これは、完全に私の感性や趣味が変わって見えるものが広がったんだな〜と思いました。
店舗情報
TEL | 098-958-6488 |
営業時間 | 9:30~13:00/14:00~17:30 |
定休日 | なし(店舗にご確認ください) |
購入品
予算をオーバーしていたので惚れたお皿は買えなかったけど(笑)
與那原工房さんのこちらの器を購入しました♪
スープカップとして使おうかなと思い、深めの鉢を購入!
内側はブルーグレー、外側は土の風合いを生かしたラインの入ったデザインです。
あともう一つ。
こちらは松田米司さんの小鉢です。
こちらも縁に緑がかったブルーが特徴的で、高台(底の部分)が少し高さがあるのでなんだかおしゃれな雰囲気があるな〜と思って(漠然としすぎw)購入!
料理するのが楽しみになります♪
まとめ
他にも、読谷山焼や大嶺工房や常秀工房にも行く予定でしたがタイミング合わず😢
また次に来る理由ができました♪
行くたびに新しい発見と出会いがあるやちむんの里。
タイミングが合えば、工房の方から貴重なお話を聞くこともできます。
毎日の食卓を彩ってくれるやちむん。みなさんもお家に迎え入れてみませんか?☺️